新聞

橋下ブレーン増殖

2月20日の朝日新聞朝刊に、「橋下ブレーン増殖」という記事があった。今、改めて読み直したが、堺屋太一ぐらいしか分からないので、これは完全にフィーリングで言っているが、何となく昭和研究会っぽさを感じる。近衛がやったことを考えると、そうはなって欲…

地域医療で「逝き方」を考える

朝日新聞be おばあちゃんが自宅の窓から手を振っている。訪問診療を終えた中村さんの車に向かって、いつまでも、いつまでも……。 90代。耳が遠い。目もよく見えない。心臓の病気もある。それでも、介護サービスを受けながら、自宅で一人で暮らす。 「おかげさ…

作家になった司馬遼太郎のお手伝いさん

5月7日朝日新聞朝刊「ひと」欄より村木嵐さん 故司馬遼太郎さんに仕えた歴代11代目にして最後の「お手伝い」さんが、作家としての登竜門をくぐった。弾圧される「切支丹」を描いた歴史小説「マルガリータ」で、松本清張賞の受賞が決まった。 「先生のお供」…

2ちゃん利用者頭打ち

朝日新聞4月20日朝刊社会面より さらにネットレイティングスによると、2チャンネルの利用者は30代が中心で、全体の34%を占める。続くのは22%の40代で、20代は18%にとどまっている。 ミクシィは30代(37%)の次に、20代(28%)が多く占める。逆にツイッ…

探訪保守 出雲挑んで知った怖さ

去年だったと思うが、出雲の封建時代チックな内幕を、この記事でも一回だけ出てくる田部家という家を中心に描いた特集が、朝日に載った。その時も興味深いなと思ったが、その記事は切り抜くのを忘れた。今回の記事は、その続きで、最終回。朝日新聞4月6日朝…

百年の明日 ニッポンとコリア

朝日新聞3月24日朝刊より。 蓮池薫さんのロングインタビュー。 −ソウル訪問の印象をつづった「半島へ、ふたたび」(新潮社)を出版されました。韓国への旅を思い立ったのは、なぜ。 「大学で韓国語を教えていて、以前から一度は訪れたいと考えていました。初…

禁輸否決仕掛けた密告

3月20日朝日新聞朝刊一面 難航するとみられていたクロマグロ禁輸をめぐる審議が、一転、採決へと動いた裏には、EU加盟国からの「密告」があった。 日本外務省幹部などによると、17日夜、ドーハの日本政府代表団に地中海沿岸のEU加盟国関係者が「18日に採決さ…

角田房子さん死去

本日の新聞の訃報欄より。角田房子さん死去。95歳。お歳がお歳だけにいずれはと思っていたが残念。 とりあえず『いっさい夢にござ候』を文庫本で再発するように。責任 ラバウルの将軍今村均 (ちくま文庫)作者: 角田房子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 200…

沖縄返還密使 覚悟の死

朝日新聞3月11日朝刊 1996年7月27日、福井県鯖江市。高台にある若泉氏の自宅に知人らが集まった。「他策」の英訳版作成にあたり、同氏と訳者、編集者らが合意を確認するためだ。 がんに侵され、ベッドにいた。「これで思い残すことはない」。会議は終わり、…

「救いを」祈る研修生

朝日新聞2月21日朝刊 在日華人第10部鼓動潮流 東北地方のある教会。信者たちは1人の中国人女性のために祈り続けている。日本人牧師(55)は「素朴な笑顔が忘れられない」と話す。 女性は山東省出身。教会に近い港町の水産加工場で研修生として働いていた。2…

ドルジ

自分の感覚では「嘘だよな」「おまえそれ本気で言ってないよな」というようなことが、どうしてどうして当人全然本気だったりすることが多い昨今。内館牧子ややくみつるの横審も、私は最後の最後までジョークとしか思えなかったが、当人たちはあれ至って本気…

義烈

こちら戦争を語り継ごうブログ 義烈空挺隊長・諏訪部忠一中佐で知った記事。 http://mainichi.jp/select/opinion/yuraku/news/20100125dde041070040000c.html 仙台市の会社役員、佐々木芳典さん(78)は、1945(昭和20)年の沖縄特攻作戦に参加し、…

インドネシアの若者に認知度100%

朝日土曜版beより ジャワ、スマトラ、バリなど約1万7千の島からなるインドネシア。国土の広さは日本の約5倍で、東西の距離は米国に匹敵する。その隅々に行き渡るGATSBY。巨大スーパーマーケットや古い商店街だけでなく、農村の雑貨店や道路脇の屋台にもある。…

武者小路実篤、戦争支持派とは一線

http://www.asahi.com/culture/update/0104/TKY201001030235.html 小説「友情」などで知られる作家の武者小路実篤(むしゃのこうじ・さねあつ)(1885〜1976)が、中国人作家の魯迅(ろじん)の弟にあてた手紙の実物がみつかった。44年ごろのもの…

前田日明も出馬

http://www.asahi.com/politics/update/1229/TKY200912290231.html 前田氏については「『石井紘基民主党衆院議員が(2002年に右翼に)殺害され、日本の政治に危機を感じた』と話しており、政権交代前から民主党を支援していた」と語った。 これは、与党…

小沢による天皇陛下の政治利用

について、朝日新聞が1面2面を使って大きく取り上げ、どういう風の吹き回しかこれを批判しているので、記録しておく。 これが1面 http://www.asahi.com/politics/update/1211/TKY200912110473.html?ref=reca 岡田克也外相は11日の記者会見で、中国の習近平…

森林生態学、「里山」を提唱 四手井綱英さん死去

http://www.asahi.com/obituaries/update/1126/OSK200911260068.html 「里山」という言葉の生みの親で、日本の森林生態学の草分けだった京都大名誉教授で京都府立大学長も務めた四手井綱英(しでい・つなひで)さんが26日、肺炎のため死去した。97歳だっ…

効能があいまいな「トクホ」は廃止を

11月14日朝日朝刊オピニオン 油脂と肥満に詳しい早稲田大学特任教授の鈴木正成さん トクホって、商品のラベルに「血圧が高めの人におすすめ」とか、「中性脂肪が気になる方の食生活改善に」とかあるものですね。 「トクホの背景には生活習慣病があります。高…

フードバンク

11月7日朝日BE フロントランナー 日本初のフードバンク創設 セカンドハーベスト・ジャパン理事長チャールズ・マクジルトンさん(45歳) 品質に問題がないのに、「メーカーなどの定める『販売期限』が迫っている」「ラベルの印刷がずれた」「輸送中に段ボール…

インタビュー「自民党をどこへ」自民党政調会長石破茂さん

朝日10月10日朝刊 ―政調会長として自民党を立て直さないといけないわけですが。 「かつてのような経済成長が望めないのに加え、少子高齢化で政策の選択肢は狭いし、日本に残された時間は極めて短い。与党時代のように官僚の政策に『自民党』ラベルを張って出…

民主に挑む保守見たかった

朝日10月10日朝刊、政治コラム「政態拝見」星浩 急逝した中川昭一元財務相(56)の告別式が9日、東京・元麻布の善福寺で執り行われ、多くの知人が故人との別れを借しんだ。自民党の谷垣禎一総裁が、弔辞の中で「いまこそ自民党は保守の原点に返れ、という中…

「台湾ドリーム」裏切りの傷

朝日新聞国際面より 「親愛なる友よ、分かってほしい、私はあなたの犯行を断罪しなくてはならない」 検察官の声に、法廷は静まり返った。被告人席にいるのは台湾の陳水扁前総統(58)。陳氏は表情を変えず、メモをとり続けた。 陳氏は昨年、総統在任中の海外…

今日のBEはネタが豊富

磯田道史の「この人、その言葉」より いや国民にあの意気があってくれたので外交ができた。 国民の士気さかんなるものあり国家の前途また洋々たりである。 戦争末期、国民はロシアに勝ったと思いこみ熱狂の渦。だが実際の日本は継戦能力を失い、とても賠償金…

繕い続けた政治の末

朝日7月23日朝刊1面、「09政権選択 決戦への視点」より 「勝負時だ。解散に踏み切るべきだ。あなたも九州男児だろう」。自民党の古賀誠氏は今春、党選挙対策委員長として麻生首相に早期解散を迫った。同じ福岡県選出の仲間として決断を求めたのだ。 「マコト…

島唄

6月20日土曜版be 宮沢和史 「僕は歌を作ってガマのふたを開けたかった。そこから先は僕の力じゃない。閉じ込められていた魂、自らの意思とは違う死に方を選ばざるを得なかった多くの魂が、空へ舞い上がり、海を渡っていったのだろう」 アルフレド・カセーロ …

ぞっとする話

http://www.asahi.com/politics/update/0624/SEB200906240017.html 「自分は真剣に考えている」「条件がそろえば国に行く」と述べ、自らを総裁候補にすることなど出馬の条件に対する自民党側の返答次第では国政に転身する考えであることを改めて強調した。 …

「対馬丸」の無念映画で切々と

朝日21日朝刊 米潜水艦の攻撃で1400人以上の犠牲者を出した学童疎開船「対馬丸」を描いた映画「銀の鈴」が完成し、21日、大阪市で上映される。家族4人を失った西岡利美さん(83)は国が沈没の事実を隠そうとしたため、4人の死亡をいまだに公式に伝えられてい…

続・在日華人天安門記

6月8日朝日朝刊 「日本は民主や自由を掲げているはずなのに、守ってくれなかった。そう感じている元留学生は僕だけじゃない」 89年の天安門事件当時、大阪大大学院で社会学を研究していた趙京さん(46)の言葉に憤りがにじむ。 中国政府の国費留学生だっ…

在日華人天安門記

朝日6月7日朝刊1面より 事件当時、日本でも数千人のデモがあり、日本に残った留学生も多い。だが、いまや表だって民主化を語る人は少数派だ。 昨年、大阪で、かつての民主化運動のメンバーらが集まった。「遺産」の使い方を決めるためだ。 天安門事件当時、…

おことわり

朝日6月5日朝刊国際面 おことわり 5月26日付「闇市場に関与指摘次々」の記事で、核不拡散条約(NPT)で認められた核保有国などを地図に示しました。その中で台湾については核保有国と同様の色分けでしたが、台湾は核兵器を保有していません。