2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

部隊長たち

第109師団は2個旅団から成っていたわけだが、そのうち第1混成旅団は父島に位置した。硫黄島に配置されたのは混成第2旅団。初代旅団長の大須賀応少将は北海道出身の陸士27期、兵科は砲兵であった。硫黄島の将校の中では珍しく陸大も卒業している(39期)…

小笠原兵団司令部の人々

『父親たちの星条旗』公開に寄せて第109師団は昭和19年5月に父島要塞守備隊を基幹に編成された師団で、2個旅団から成り、それぞれの旅団は6個の独立歩兵大隊から成っていた。歩兵大隊の大隊長は60前後のロートルが多かったらしい。小笠原兵団とはこの第109…

硫黄島の人々

クリント・イーストウッドの硫黄島二部作の第一弾『父親たちの星条旗』も公開となり、硫黄島に関する世間の関心も僅かがらですが、上がっているようです。また雑誌SAPIOでの栗林忠道師団長の最期に関する異説も、結構反響があるようです。そこで、重複…

DOPE IMPACT

・・・・いや、ちょっといってみたかっただけ。> 日本中央競馬会(JRA)は19日、凱旋門賞(1日・ロンャン競馬場)で >3着だったディープインパクトの理化学検査で、 >禁止薬物(イプラトロピウム)が検出されたと発表した。 >フランスの競馬統括機関…

第133回「マンガだったらこれがイチオシ!」

魔界学園 原作・菊地秀行 漫画・細馬信一初めて読んだ回は、奇妙なぐらいよく覚えています。 鳥羽獄魔と鉄人黒金が帝高で対決する話。 「学連総代の名において制裁を加える」とか、 なんだこりゃぁーと、ジャンプしか知らなかった私は その世界観に衝撃を受…

2・26事件特集(17)満川亀太郎

これまでまた話が逆戻りしてしまうが、北一輝、大川周明と並ぶ重要人物である満川亀太郎の本を紹介する。この『三国干渉以後』は、昭和10年に下中弥三郎の平凡社から出版された自伝めいた書である。昭和10年に出たということを念頭に置いて読むと、中々…

いろいろ

自費出版ライブラリ 先日初めて利用しましたが、中々よかったですよ。戦記関係も結構ありますし、また利用しようかなと思っています。どしょづけ! 日本史板で続いていた幕臣の子孫の方によるスレが遂にブログに移行。土方歳三とかも登場するその筋の好事家…

SAPIO・栗林忠道将軍の最期

SAPIOという雑誌に、大野芳氏が栗林中将についての文を寄せておられた。ざっと立ち読みしただけだが、おやっと思うことがあった。大野氏の『オリンポスの使徒』や、氏がSAPIOの文中でしきりに引用していた堀江芳孝氏の『闘魂硫黄島』については、私も以前こ…

烈兵団長佐藤幸徳

以下は毎日新聞コラム「記者の目」より転載◇軍命に背いた決断を本に−−師団長の文掲載し警鐘 第二次世界大戦で「最悪の戦い」と呼ばれたインパール作戦(1944年)に従軍し、生還した旧日本陸軍「烈」部隊中隊長、中野誠司さん=香川県三木町=がこの夏、…

HEROs感想

セコンドに勝村選手いたねえ。 所は・・・まあしょうがないよね。宇野ちゃんはやっぱり良い選手だね。 しかし結婚したのは知らなかったな。マヌーフは、やはりオランダ人www アイブルVsダン・ヘンダーソン思い出した。 秋山選手のセンスは確かに凄いが、…

べんてんさん大古本市

四天王寺の古本祭りに行ってまいりました。クライマーズ・ハイ見ながら、戦果を報告します。松井忠雄『内蒙三国志』 これは何度か図書館で借りたことのある本ですし、現代史資料の日中戦争篇にもこの本の半分くらいの内容は収録されています。しかし何と言っ…

四天王寺

四天王寺べんてんさん青空大古本祭期間2006/10/06〜2006/10/10場所四天王寺境内一帯内容 特別企画特設コーナー 団塊の世代 青春譜/絵本・児童書コーナー・超弩級100円均一コーナー、スタンプラリー、親子で楽しむ手作りおもちゃ教室 今日知った。というか知…

Prix de l'Arc de Triomphe

明日からまた仕事なのに・・・仕掛けがやや早かったですかね? 岡部さんがしきりに「まだまだ」みたいなこと言っておられましたが。 エルコンドルを破ったモンジュー産駒ハリケーンランとの一騎打ちなら因縁だなあと思ってましたが。 しかし元々三歳馬が強い…