繕い続けた政治の末

朝日7月23日朝刊1面、「09政権選択 決戦への視点」より

「勝負時だ。解散に踏み切るべきだ。あなたも九州男児だろう」。自民党古賀誠氏は今春、党選挙対策委員長として麻生首相に早期解散を迫った。同じ福岡県選出の仲間として決断を求めたのだ。
「マコトちゃん、おれはずっと東京育ちだからなあ」
気まずい沈黙が続き、解散は先送りになった。(後略)