2009-01-01から1年間の記事一覧

転進

昨日朝起きてテレビをつけたらNHKでガダルカナルをやっていた。「転進」。いってみれば母の場合もそう。肺がんが食道のリンパ節に転移したため、タルセバの服用を中止した。今は10月から始まる放射線照射を待つ身。食べ物は勿論飲み物すらそのまま戻ってくる…

ヤング・オデン

コンビニで四角いジャングルの格闘技世界一決定戦を見つけて買ってしまった。 オデン社長最高!

「台湾ドリーム」裏切りの傷

朝日新聞国際面より 「親愛なる友よ、分かってほしい、私はあなたの犯行を断罪しなくてはならない」 検察官の声に、法廷は静まり返った。被告人席にいるのは台湾の陳水扁前総統(58)。陳氏は表情を変えず、メモをとり続けた。 陳氏は昨年、総統在任中の海外…

「傷ついた国家には真実が必要なのです」

何気なく録画していたBS世界のドキュメンタリー『The Judge And The General』を今見たけど、これが非常に良かった。ピノチェトとチリについてはいずれ新書の一冊も読みたいと思いながら、果たさないでいる。以前そう思ったのは、映画『サルバドールの朝』を…

マットレス

親がタルセバを服用し始めて1ヶ月が過ぎた。副作用で発疹と手足の皮がむけるが、発疹のほうはステロイド系の塗り薬を使うようになってだいぶましになった。ただ味覚障害もあり食欲が無く、目下これに一番困っている。何とかあの手この手で頑張っているが、秋…

ゴング格闘技10月号

最早常連となったリョートパパ町田嘉三さんのインタビュー。 ‐‐‐‐なるほど。ところで競技の中で忘れられた型などもあるんでしょうか? 「たくさんあります。今はほとんど逆突きと前蹴りしか使わないですよ。一番最短距離で早くて簡単だから。でも上級のほう…

オオ・・・恐れ(ry

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090826/biz0908262139028-n1.htm 人材派遣大手のパソナグループは26日、竹中平蔵氏が代表権のない会長に同日付で就任したと発表した。任期は1年間。竹中氏は小泉純一郎内閣で経済財政担当相などを歴任し、同社…

現代史の対決

秦郁彦『現代史の対決』文藝春秋お盆の古本祭りで購入。1998年から2002年に主に『諸君』に掲載された文章を纏めたもの。この頃は、”自虐史観”に対する”自由主義史観”が台頭して来ていたが、まだ”自虐”側もそれなりに頑張っており、そして何より田母神や在特…

乃木将軍は無能ではない

というわけで、乃木神社参拝記念に、今村均大将が読売新聞に投稿*1した「乃木将軍は無能ではない」を掲載しておきましょう。 眼病を得て近来暫く読書の楽しみから道ざかっていたが、別冊文芸春秋第百号に掲載された司馬遼太郎氏の「要塞」だけは読み返すこと…

乃木神社・寺田屋

昨日は古本祭りに行く前に、桃山で降りて乃木神社から寺田屋を回ってきました。実はどっちも行ったことがなかったので。 どが付く方向音痴にしては、まあまあ手際よく回れたほうでしょう。

退院

二日前のことになりますが、母が退院しました。心配していろいろコメントをくだすった皆様ありがとうございました。タルセバの方は、劇的な効果も無いが、悪くもなってないので、暫く続けようとのこと。世の中そう甘くはなかったですな。ちなみに副作用は今…

下鴨の古本祭り

ほぼ恒例といってもよい糺の森の古本祭りに行ってきました。灼熱の太陽と舞い上がる砂埃で炎熱地獄のような例年と較べると、今年は下が湿っており、格段の涼しさ。実際、午後2時から6時まで歩き回りましたが、殆ど汗をかきませんでした。収穫のほうはぼちぼ…

海軍反省会・戦犯裁判

最後に満を持して大井大佐登場でしたね。 岩川隆『孤島の土になるとも』より スラバヤの事件の場合も、第二一特別根拠地隊元司令官の田中黄松少将は判決では絞首刑を宣告されたが、「事件のことをまったく知らなかった」ということで、”確認”では十五年の有…

8月10日の日記・海軍反省会

「平和」とか「反戦」とかいった言葉が嘲笑されるようになって随分になる。これは「平和を嗤う俺は現実主義者」という一種の中二病だろうから、そろそろ一周して元に戻ってくれんかなというようなことを、昨日のNHKスペシャル「海軍反省会」を見ながら考…

ノモンハン戦争

田中克彦『ノモンハン戦争 モンゴルと満州国』岩波新書引用したい箇所が多すぎて逆にこういう手抜きレビューになっているが、文句なしに面白く、非常に読み応えがあった。

だから伸ばすなって

撮り貯めていた格闘技番組を消化した。”バーバル”はやめろ”バーバル”は。クマクマンボも一回釣られとったわ。しかしせっかく入ったけど来月からのSAMURAIはどうするかなあ。

今日のBEはネタが豊富

磯田道史の「この人、その言葉」より いや国民にあの意気があってくれたので外交ができた。 国民の士気さかんなるものあり国家の前途また洋々たりである。 戦争末期、国民はロシアに勝ったと思いこみ熱狂の渦。だが実際の日本は継戦能力を失い、とても賠償金…

日本陸軍と内蒙工作

森久男『日本陸軍と内蒙工作 関東軍はなぜ独走したか』講談社選書メチエ今日、会社でこの本を読んでいて次の部分にウギャッとなった。 五月一日、田代皖一郎中将が支那駐屯軍司令官に就任した。佐賀閥である田代は、参謀本部支那課長や中国公使館付武官を歴…

火はわが胸中にあり

澤地久枝『火はわが胸中にあり 忘れられた近衛兵士の反乱 竹橋事件』岩波書店角川から出ていたものを、岩波現代文庫が再販した。実に53名もの下士官兵が銃殺された竹橋事件を描いた力作。文庫本ながら千円を超えるがその値打ちはあると思う。まあ岡本柳之助…

いんたーみっしょん

こんなに間が開けておいて閑話休題もないものだが、前のエントリで後宮大将について書いていて思い出した。若林東一にこういうエピソードがある。若林は捕虜の英軍大尉を弾丸から護ってやるため、壕の中に退避させようとした。これを見て第一線にあったある…

タルセバ7日目

今日はレントゲン撮影と血液検査があったそうだ。血液検査の結果は正常だが、レントゲンでは、あまりこれといった効果は見れなかったそうだ。電話で話した感じではちょっと堪えていたようだが、1週間で結果が出なかったからといって落ち込むこともないだろう…

TRILOGY

『Affliction:TRILOGY 8.2アナハイム ホンダ・センター』中止のお知らせ2009年7月25日8月2日(日)10:00〜放送予定の「アフリクション:トリロジー」(8.2アナハイム ホンダ・センター)は、主催者都合により、イベント開催の中止が決定いたしました。つきま…

なあ小林、全日本キックはもう終わっちゃったのかな?

ばかやろう、相当前から始まってるよ(笑) 今月のゴン格は中々読み応えがあった。 −−−−もう一点、世界王座を奪取した試合で印象的だったのは、リョート選手の父・嘉三さんは周囲のエキサイティングぶりとは全く対照的に、顔色一つ変えずリョート選手を眺め…

繕い続けた政治の末

朝日7月23日朝刊1面、「09政権選択 決戦への視点」より 「勝負時だ。解散に踏み切るべきだ。あなたも九州男児だろう」。自民党の古賀誠氏は今春、党選挙対策委員長として麻生首相に早期解散を迫った。同じ福岡県選出の仲間として決断を求めたのだ。 「マコト…

タルセバ

今月末より母タルセバ服用開始。一錠一万円也。最初は入院する。また健康保険協会で限度額適用認定証貰ってこなきゃ。

新証言・伝説のタイトルマッチ

モハメド・アリとジョー・フレージャーの第三戦”スリラー・イン・マニラ”を、フレージャーサイドから描いた傑作ドキュメンタリ。現在Web上で話題になるマイノリティ問題にも示唆するところが多く、是非とも総合テレビでの放送を望む。 アリは兵役を拒否しタ…

こういう話がある

家康は、年少のころから七十三歳のときの大坂ノ陣にいたるまで、半世紀以上の実戦経験をもつ武将だが、晩年、小幡景憲をよび、 「そちは甲州流軍学とやらを講述しているそうじゃが、信玄が所持していた軍配というものは、どういうものか」 「早速、調製つか…

AとBとの会話が不通

A、B、Cといる。Aは社会において圧倒的多数を占める。Bは余所者であるがAとの交流は長い。いろいろな面でAに較べて不利な扱いを受ける。Cは更にニューカマーで数も少なく歴史的因縁は無い。 AがCを出汁にBを叩きながら、一方でCもそのままにしておくというの…

マッカーサー

増田弘『マッカーサー』より 真っ先に一行へ駆け寄ってきたのは、対応役の連絡委員である陸軍参謀本部第二部長の有末精三中将であった。彼は予期せぬ到着のために、わざわざ長い滑走路を疾走せざるをえなかった。有末はアメリカでの生活を経験していたため、…

購入した本

田中克彦「ノモンハン戦争」(岩波新書) - mmpoloの日記で紹介されていた『ノモンハン戦争』が面白そうだったので、今日の帰り本屋に立ち寄ったが、置いていなかった。そこで代わりに、目に付いた講談社メチエの『日本陸軍と内蒙工作』と岩波文庫の『火はわ…