読書

プロメテウスの罠

朝日新聞朝刊に連載されている「プロメテウスの罠」が予想通り本になった。プロメテウスの罠: 明かされなかった福島原発事故の真実posted with amazlet at 12.03.05朝日新聞特別報道部 学研パブリッシング 売り上げランキング: 13Amazon.co.jp で詳細を見る

最近読んでいる本

最近、中国の歴史物をよく読んでいる。キングダムの影響かな。史記とか戦国策とか左伝とか三国志とか宮崎市定の「大唐帝国」とか引っ張り出して。最近買ったのはこれ。世界の歴史〈14〉明と清 (河出文庫)作者: 三田村泰助出版社/メーカー: 河出書房新社発売…

SOUL BOX

平山譲『魂の箱』 - U´Å`Uで紹介されている平山譲の『魂の箱』、品川駅内の本屋にうまい具合にあったので、早速購入し、新幹線の中で今、読み終わった。もうすぐ名古屋だ。何かわからんけど、3回くらい泣いてしまった。魂の箱 (幻冬舎文庫)作者: 平山譲出版…

wishlist消化

7年ぐらい買おうか迷ってた上原勇作の伝記を買った。恐るべしカード社会。少し前に買った明石元二郎の伝記も積ん読状態なのに。

どこでも簡単高速ブックスキャン

天才は天才を知る。ベルとエジソン。こうなってはもう隠しておく必要もあるまい。 毎分 200 ページ読み込めるブックスキャナ、東京大学が開発 | スラド ハードウェア 「かんたん高速ブックスキャナぁ〜」 「のび太くん、これはね、見たまんまだよ」

平尾道雄氏の著作

坂本龍馬 - 海援隊始末記 (中公文庫)作者: 平尾道雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/12/22メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る陸援隊始末記―中岡慎太郎 (中公文庫)作者: 平尾道雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日…

歴代陸軍大将全覧

このシリーズは、以前に明治編を立ち読みし、あまり目新しいところがなかったので、そのままにしていたが、アマゾンからのメールで、大正編、昭和編(支那事変まで)、昭和編(太平洋戦争期)と出て完結したことを知った。そこで早速本屋にいって、立ち読み…

なんとなく幕末モード

龍馬伝の第一回の雰囲気があまりにも良かったので、つられて久しぶりに幕末モードに突入している。こんな本も買ったり。わが夫 坂本龍馬 おりょう聞書き (朝日新書)作者: 一坂太郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/11/13メディア: 新書購入: 1人 …

マッカーサー

増田弘『マッカーサー』より 真っ先に一行へ駆け寄ってきたのは、対応役の連絡委員である陸軍参謀本部第二部長の有末精三中将であった。彼は予期せぬ到着のために、わざわざ長い滑走路を疾走せざるをえなかった。有末はアメリカでの生活を経験していたため、…

購入した本

田中克彦「ノモンハン戦争」(岩波新書) - mmpoloの日記で紹介されていた『ノモンハン戦争』が面白そうだったので、今日の帰り本屋に立ち寄ったが、置いていなかった。そこで代わりに、目に付いた講談社メチエの『日本陸軍と内蒙工作』と岩波文庫の『火はわ…

麻生首相の読書

月曜日の朝刊の首相の動向欄に、麻生首相が購入した本のタイトルが載っていた。ちょっと気になったのでアップしようかと思っていたが、過去の購入履歴も含めてホドロフスキさんがこちらで管理してくださっているのを発見。読んだことのない本ばかりなので論…

相撲を見る眼

尾崎士郎は清水川という関取に入れ込んでいた。清水川は酒色におぼれて一度協会を追放されたが、父親の命と引き換えに協会に復帰したという力士だった。尾崎はこの清水川に惚れ込み、ことあるごとに清水川大関論を書いて、若い頃の彼の素行を問題にする評論…

白崎秀雄

白崎秀雄の『当世畸人伝』を電車の中で読み返していたけど、やっぱり面白い。不世出の天才柔道家アベケンもいいけど、春秋園事件が原因で悲運の死を遂げた大関大ノ里萬助もいい。勢いで尾崎士郎の『相撲を見る眼』も図書館で借りてきたけど、これも面白い。…

行ってきた来た古本まつり

昨日行ってきて、本日宅急便が届いた。京都自体も古本祭りもなかなかの人出だったが、一応平日ということもあり、今日以降行くよりはましだっただろうと思う。

古本祭り日程

http://www1.kcn.ne.jp/~kosho/koshoken/event.html 5月1日(金)〜5日(火) 春の古書大即売会 * 会場 京都市勧業館(みやこめっせ) 1F東側会場 * 開場 午前10時 〜 閉場 午後4時45分(最終日は午後4時閉場)

never ever

昨日『奇をてらわず』が届いたので、早速読んでいる。ところで美山要蔵大佐の伝記といえば、てっきり甲斐克彦氏だと思っていた。『廃墟の昭和から』でも思わせぶりなことばかり書いていたし。ところが出てきたのは伊藤智永氏。全然存じ上げなかったが、毎日…

狭き門より入れ

家も9割方片付いたが、何冊か見当たらない本がある。すぐ読みたいわけではないが、あった物が無くなったのは気持ちが悪い。今日の帰り、あれば買おうと思って本屋により購入してきた。 うちには『ジャン・クリストフ』が4セットくらいある。全部、昔母が買っ…

新刊

今朝の朝刊を読んでいて、下の広告欄でこんな本が出るのを知った。奇をてらわず 陸軍省高級副官美山要蔵の昭和作者: 伊藤智永出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/03/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (6件) を見るこれは要…

ちょっと感想

もう先週のことになるが、白戸仁康『北海道の捕虜収容所』を読み終えた。詳しい感想はまた後ほど書くが、先に一つだけ。 さらに午前一〇時半、弁護側の最終弁論が終わったところで、一枚の紙片を手にした首席検察官が再論告を求めた。サットルの両親からの電…

当世畸人伝

白崎秀雄『当世畸人伝』中公文庫 この本を買ったのは、ゴング格闘技で連載中の『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったか』に登場した阿部謙四郎に一章割かれていたからだが、それ以外の章も非常に面白かった。特に春秋園事件の大ノ里萬助、蒔絵職人の長谷川祐…

トルコ狂乱読了

最後までトルコ人の名前が覚えられず苦労した。途中からは覚えるのを諦めて読んだが、それでも充分面白く読めた。アルメニア人殺害が、スカッと無かったことにされてるのは、ご愛嬌か。ケマル・パシャはちょっとかっこよすぎるな。橋欣先生が心酔するのも無…

ナポレオン戦争全史

ナポレオン戦争全史作者: 松村劭出版社/メーカー: 原書房発売日: 2005/12/01メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (5件) を見るこれはあかんかった。外れ外れ。買わなくて良かった。まあ、 残虐行為はゲリラ部隊の特性と言ってよい。換言すれ…

ナポレオンの元帥たち

一週間やきもきさせられたデルダフィールド『ナポレオンの元帥たち』が届いた。しかしアマゾンに振り回されたため、2冊も。楽天もセブンアンドワイもキャンセルできないのが困る。どうしたもんかな。売るのはあんまり気が進まないし、図書館への寄贈ってした…

銀時計の特攻

今日、新聞の下の広告欄で知ったのだが、こういう本が出ているらしい。陸軍大尉若杉是俊の幼年学校魂 銀時計の特攻 (文春新書)作者: 江森敬治出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/07/18メディア: 新書購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) …

練習量がすべてを決定する

『夏草冬涛』と『北の海』を読み終えた。やっぱり井上靖はいいな。 「別に柔道家になるわけじゃない。高専大会で優勝することだけが目当てなんですからね。でも、練習量だけがすべてを決定する柔道というのを、僕たちは造ろうとしている。そういう柔道がある…

松井日記

手元にある『諸君』1983・9号に田中正明「”南京虐殺”・松井石根の陣中日誌」という記事が載っている。先生なかなか意気軒昂である。ところがその後、氏に対し板倉由明氏からクレームがついた。 松井石根大将「陣中日記」改竄の怪 2008-07-08 - ホドロフスキ…

古島一雄

『斬人斬馬剣』と『一老政治家の回想』読了。前者は後者の第三章まで、つまり犬養毅が出てくる前までを小説化したもので、先にそちらを読み、中々面白く感じたのだが、やはり本人が書いたものには及ばない。とにかく次から次に芋蔓式にありとあらゆる人物が…

政治家関連

三木武吉に関して誠心誠意、嘘をつく 自民党を生んだ男・三木武吉と小説三木武吉 (角川文庫 緑 481-19)を図書館で借りてきたが、殆ど同じ内容なので戸川猪佐武の方を手元に置くことにして注文した。ついでに同じく戸川の昭和の宰相 (第1巻) 犬養毅と青年将校…

中野正剛関係

このところまた憑かれたように本を買っている。いくらなんでももうあれだ。とにかく7月は自粛月間とする。 人間中野正剛 (中公文庫) 若い頃からの親友である緒方竹虎による中野伝。中野逮捕の裏側にあった東條英機と検察の争いを明らかにした。戦時宰相論や…

玄洋社ヘブン

『 大アジア燃ゆるまなざし 頭山満と玄洋社』が届いたが、正直あんまり買う意味がなかったような気がする。『人ありて 頭山満と玄洋社』だけで十分というか・・・主要な写真は『人ありて』のほうにもちゃんと載ってるし。お鯉さんとかお鯉さんとかお鯉さんと…