なあ小林、全日本キックはもう終わっちゃったのかな?

ばかやろう、相当前から始まってるよ(笑)

今月のゴン格は中々読み応えがあった。

−−−−もう一点、世界王座を奪取した試合で印象的だったのは、リョート選手の父・嘉三さんは周囲のエキサイティングぶりとは全く対照的に、顔色一つ変えずリョート選手を眺めていたことです。
 「その通りだよ。パパイがブラジルに戻ってから言っていたんだけど、あの瞬間、ラシャドのお父さんの心境を案じていたそうだ。パパイがラシャドのお父さんだったら、どんな気持ちになるのか。自分たちだけならいいけど、ラシャドの家族が見ているかもしれない場所で、はしゃぐようなことはできなかったって。もちろん、内心は嬉しくてしょうがなかった。でも、その感情を出すべきでないと思っていたんだ」

偶然だけど紙プロ今月号の大槻ケンジのインタビューでも同じような話が出てくる。こちらは三沢光晴のことだけど、なんでもバラエティで全日の選手が若手に対してかわいがりのようなことを始めたらしい。それはテレビ的には全然問題のない内容だったが、三沢は「今自分たちは楽しくても、見てる親御さんが悲しむからよせ」みたいなことを言って止めさせたそうだ。

−−−−嘉三さんはリョート選手がラシャド選手をKOする直前に『出合いで待て』と日本語で逆突きの指示をされたそうですが、聞こえていましたか。
 「もちろん、出合いはタイミング。父は拳は刀だから、正しい使い方が必要だと教えてくれた」

 「今、カラテの競技界をみていると、妙に腰高で、ジャンプでもするようなステップを踏んでいる者が多い。まるで、テコンドーを見ているみたいだ。本来、カラテの足さばきは位置取りをするため。相手との制空圏争いなんだ。あんな風にジャンプしていても、間合いはとれない。ムエタイやボクシングとも違う。僕は同じ位置に立って戦うことはない。相手の標的となる場所に立ち続けることはないんだ」

しかしフルコン界からも菊野が登場した。アンドリュース・ナカハラも居る。勿論実績でリョートにはまだまだ及ばないが、それでも楽しみだね。