新書といえば

http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200903120110.html

出版業界では岩波新書中公新書講談社現代新書を「新書御三家」と呼ぶ。これに対し、94年創刊のちくま新書以降に生まれたのが「新御三家」。創刊時に『バカの壁』(養老孟司)が大ヒットした新潮新書光文社新書ちくま新書を加えてそう呼ぶ人もいれば、ちくまの代わりに文春新書、集英社新書を挙げる人も。「最後の大物」と呼ばれた新潮新書以降も朝日新書幻冬舎新書など新規参入が続き、現在に至る。

私はやっぱり中公新書かな。本棚を見ても、御三家のほかの二つは殆どない。ただ講談社講談社メチエは結構好きですね。
同じく文化欄より
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200903120100.html

北京や長沙、西安内モンゴルの包頭など11都市の大学22校を回り、アンケートをとった。有効回答者2618人のうち、2365人(90%)が村上さんの名前を知っており、1475人(56%)が作品を読んでいた。05年にも中国の大学5校で学生346人から、それぞれ92%と66%という数字を得ている。

 今回の調査では、『ノルウェイの森』を読んだ学生が1325人と圧倒的に多く、次いで『海辺のカフカ』432人、『風の歌を聴け』368人、『ダンス・ダンス・ダンス』301人の順。読んだ方法では「本をコピー」「ネットからダウンロード」と答えた学生が254人もいた。

 村上作品の印象は「孤独と喪失感」(78%)、「大量の性描写」(34%)、「社会システムや共同体を冷ややかに傍観」(31%)が目立つ。

 中国でのブームの原因は、「経済と社会の発展で若者の心理が変化し、村上作品に共鳴」(63%)、「作品自体の魅力」(46%)、「マスコミの宣伝と出版社の精力的な発行」(33%)と見ていた。

「日本で学生の半分以上が村上作品を読んでいるとは考えにくい。中国の村上春樹熱を如実に示す数字だ」

>日本で学生の半分以上が村上作品を読んでいるとは考えにくい
確かに。
私も『ノルウェイの森』を読んだことがあるだけだ。それもストーリーは完全に忘れている。主人公のち○こがでかいとか、そんなことしか覚えてない。これじゃあ読んだとはいえないわなあ。とにかく自分の学生生活とのあまりの落差にむかっ腹が立ってそれっきりです。