読まずにカキコどころか・・・
チベットに触れながら沖縄に触れないと極右認定され、将来日本が中国に占領されたとき、吊るし上げを食うので、アリバイ作りとして触れとく。この問題、私は両サイドの言い分にそれぞれ共感する部分と不満な部分を持ってる。大江氏は小説家としては割りと好きだし、今回云わんとしている所も分るのだけれど、どこか引っかかる部分があり、心にストンと落ちない。一方原告側も、当時の状況というのは分るのだけど、あまりそればかり云われると鼻白む。多くの地方人が死んでいるのに、もう少し云い様があるのではと思ってしまう。また純粋に一軍人として見ても、やはりちょっと・・・立派な態度を持した軍人がいたということを知ってるだけに・・・周りで飛び跳ねてる連中を除いて評価してももう一つね。沖縄ノートを読んでないというのも驚いたし・・・まあ以上は飽くまで私個人の感情論ですが、老婆心ながら言わせてもらえば、この裁判はもうやめた方が良いと思う。これ以上やっても傷付くだけだ。藪蛇*1という言葉もある。確かに戦後の、軍人に対する人々の態度には悔しい思いもしただろうが、時代は変わり、そういう味噌も糞も一緒にした*2理不尽な議論は殆どなされなくなったのだから、それを諒として引いもらえないだろうか。
追記への追記 - Apeman’s diary
話の流れが分らないが、読まずにカキコ。”兵事”という言葉は、旧軍においては固有の意味を持つ言葉ですね。朝鮮や台湾では聯隊区の代りに兵事区というのは置かれてました。それの何が問題になってるのかさっぱり分りませんが。