凩の時

コメント欄で薦めていただいた『凩の時』を入手し、読み始めました。まず分厚い。『世界史としての日露戦争』ほどではないが。しかし、まだ数十ページしか読んでませんが、これは間違いなく面白いですね。その上確かに著者が宇都宮太郎日記を読んでいる節を感じます。大江志乃夫氏と宇都宮徳馬氏は色々似通ったところがありますが、仲良かったのでしょうか?

更に正月用に、『陸海軍人物史論』も落手。元は大正5年に出た本。鵜崎鷺城の本と似たような匂いがするが、何か面白いエピソードでも拾えれば。

それから、大岡昇平の『ながい旅』が角川文庫より再販されています。来年の映画にあわせたものでしょうが、未読の方はこの機会に是非お手にとってみてください。