我れ狂か愚か知らず

野中大尉の話ではない。硫黄島である。
もう書くことも無いと思ってたが、映画第二段の公開が迫り、巷に関連本が並ぶようになったので。
しかしどれをとっても吃驚するぐらいナイヨウガナイ。金太郎飴かよ。栗林、西、栗林、西、たまに市丸。あわれなのは高石参謀長や中根参謀。栗林を神聖化するために完全にオミットされてる。語りつくされた栗林や西に代わり、脇役に少しはスポットが当たるかと期待してたオレが馬鹿だった。
保阪氏にしても、十年一日、知米派は非主流でとか。そんなくだらねえことどうでもいいんだけどね。はっきりいって勤務先の国のシンパになるというのは当たり前の話で、むしろ米国に染まらなかった佐藤賢了の方が奇人種で面白いんだがw