2006-11-12から1日間の記事一覧

『秋山好古』小ネタ集

鼻垂れ 子供の頃の好古は非常に弱い子供であった。母親の貞子は「この子は一人前の人間になれるだろうか」といつも心配していた。秋山家に50年仕えた女中のお熊婆さんは「いつも鼻汁を垂らしてよく泣く坊さん御座いました」と述懐している。いつも鼻を垂らし…

皇国の守護者の・・・

新城と猪口を見てると、何となく五味川純平の大ベストセラー『人間の條件』の梶と鳴戸を思い出した。もちろん職業軍人たることを志した新城や猪口と、召集兵の梶たちの間には大きな相違があるが。そういえば以前、『虹色のトロツキー』を読んだときも、最後…