ゴング格闘技7月号

今月号は久々に読み応えがあったと思う。

小野寺力RIKIX会長

「右フックが当たって、ルミナさんは首相撲に持ち込みましたけど、はっきりいってあれは100%やらなくていい攻撃です。ルミナさんはリオンの顔に当てるだけの首相撲の技術を持ちあわせていない。」

「一つのことをやりながら次の展開を考えて、その技でいいのか、違う技に切り替えるか冷静な頭を持っていないと理詰めの攻撃は出来ない。やらなくてもいいことをやる。行かなくてもいい時に行く。ルミナさんの悪いところは以前から変わってないんです」

D

北岡悟

「(五味は)あとそれこそ格闘技の頭はいいから、僕とはもう関わりたくないと思っていると思いますよ。だから、名前も出さないでしょう。もう二度とやりたくないという気持ちも分かりますよ。だって、もう一回やったって、僕が勝ちますから」

増田俊也木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

イギリスの合気道家ヘンリー・エリスは、私が阿部のことを「柔道史上、最も強い柔道家の一人である阿部先生ですが……」と言うと、「NO!BEST」と強く正した。私の頭にはもちろん木村政彦山下泰裕があり、それでもあえて阿部を立てて「最も強い柔道家の一人」と言ったのだが、それが心証を害したようだ。それほど阿部は英国でごく一部の人間にだが、人心をとらえていた。

当世畸人伝 - There is a light that never goes out.