NHKスペシャル『調査報告 日本軍と阿片』

なかなか良い内容だったのではないでしょうか。

楠本実隆

明45・5陸士卒(24期)
大1・12任歩兵少尉・歩兵第33聯隊付
4・12任歩兵中尉
10・ 11 陸大卒(33期)
11・2任歩兵大尉
11・ 12参本付勤務
12・8参本部員
14・12参本付仰付(支那研究員)
昭2・10参本部員
3・3任歩兵少佐・近衛歩兵第3聯隊付
4・3近衛歩兵第3聯隊大隊長
5・3支那出張(支那政府応聘・北京陸大教官)
6・10歩兵第42聯隊付
7・2参本付
7・8任歩兵中佐・参本付仰付
9・8参本部員
11・4〜11・7欧米出張
11・8・1任歩兵大佐・参本付仰付(上海)
12・9・4兼上海派遣軍司付(特務部総務班長
12・11中支那方面軍司付
13・2・18中支那派遣軍特務部員(総務課長)
14・3・9任少将・興亜院調査官(華中連絡部次長)
15・4・10歩兵第9旅団長
16・10・10任中将・第57師団長
18・3・11関東軍司付(満洲国軍政部最高顧問)
19・10・14大東亜省北京駐在公使

傀儡政権大好きの典型的な小悪党系支那通軍人ですな。

麻薬の密売の店は、たいてい日章旗を掲げて治外法権の庇護のもとに、商売するのだ。日章旗によって支那官憲の臨検、捜索を免れるわけである。ある時、山西省の山奥を旅行した日本の文化人が、山間僻地の農村に、へんぽんとひるがえっている日の丸の旗を見て、「日本の国威山西の田舎に及ぶ」と言って随喜の涙を流して喜んだということが、その人の支那旅行記に出ているのを見たことがあった。それは国威進展の象徴でもなんでもない。麻薬の看板である。私はその記事を読んで、おかしくて腹をかかえて、笑ったものである。
池田純久『日本の曲がり角』)