君にも見える工作員の星

http://www.asahi.com/international/update/0629/TKY200806290157.html

29日付の香港紙明報などによると、中国貴州省甕安(おうあん)県で28日午後、少女(15)に対する強姦(ごうかん)事件をきっかけに抗議デモが発生した。数万人の住民と警官が衝突し、警官の発砲で住民1人が死亡。公安当局の建物や車両などが放火された。中国で今年起きた最大規模の騒乱とみられる。国営新華社通信も報じており、中国政府も事態を重く見ている。

 明報などによると、少女は首を絞められ、遺体は川で見つかった。この事件で、警察は容疑者2人を逮捕したが、翌日釈放した。遺族が死因を詳しく調べるよう抗議したところ、少女の叔父らが殴られて病院に運ばれた。これを知った少女の同級生や住民らが次々と警察に詰めかけたという。明報によると、容疑者に公安幹部の息子が含まれていたという。

 香港の人権団体「中国人権民主運動情報センター」によると、騒乱鎮圧のため武装警官など約1500人が出動。抗議デモに参加した人の情報として、少なくとも住民200人が拘束され、150人がけがをして病院に運ばれたという。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080629-OYT1T00244.htm

同紙などによると、公安当局が事件の容疑者として逮捕した男2人を翌日に釈放したことが事件の発端となった。被害者の遺族が公安当局に徹底捜査を求めたが逆に暴行され、親族1人が死亡した。容疑者の1人の親が公安幹部だったため本格捜査が行われなかったとのうわさも流れ、住民の怒りが爆発。28日午後、警察本部や地元政府庁舎などを襲撃する事態に発展した。

http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2008063002000049.html

 少女が今月下旬に殺害された後、公安当局は無職の男2人を逮捕したが、翌日釈放。捜査状況と死因を当局に問い合わせた少女の家族は警官に殴られて病院に送られたという。

 インターネット上では、「逮捕された1人は副県長の息子だから釈放された」と書き込みされ、怒った少女の同級生が抗議行動を起こし、市民数万人が加わって暴動に発展した。公安局庁舎が放火され、1階から3階まで全焼。警察車両など十数台も燃やされ、周辺には黒煙が上がった。

 消防車が駆け付けたが、学生たちはおので消火栓を壊し消火活動を妨害。警官隊は催涙弾を発射して威嚇したが、暴動は29日未明まで続いた。

 暴動鎮圧のため武装警察が動員され、市民約150人が負傷、中学生約30人を含む約200人が拘束されたという。

 同県では、少女のほかに複数の女子生徒が殺害されているが、捜査が進んでいないとの情報もある

http://www.chosunonline.com/article/20080701000027

中国人は汚職問題を取り上げる際に「強竜闘不過地頭蛇」(強い竜も蛇の親分には勝てない)という言葉をしばしば口にする。中央政府強竜)が地方の暴力組織(地頭蛇)を取り締まろうとしても効果がないことを皮肉った言葉だ。中国共産党も手を付けられないのだから、地頭蛇の影響力は想像に難くない。

 地頭蛇のボスは大多数が「土黄帝」と呼ばれる地元の官僚幹部だ。土黄帝は権力と利権を一手に牛耳り、皇帝のように君臨しながら、地頭蛇と共生関係を築いている。

http://www.chosunonline.com/article/20080701000028

黄帝や地頭蛇によるこうした専横ぶりは最近始まったことではない。昨年、地方都市の中堅幹部があちこちからかき集めたわいろで146人の情婦を囲っていた事実が明るみに出たかと思えば、地方のある共産党書記は情婦22人を集めて「ミスコンテスト」まで開いていた。「官僚は政府のためではなく、情婦のために働く」(発音が似ている政府と情婦を掛けた言葉)という流行語まで生まれた。

 今年4月には広東省汕尾市甲子鎮で、自動小銃武装した暴力組織数十人が白昼にホテルを襲撃するなどした事件が新聞で伝えられ、中国人を驚かせた。河北省唐山市では昨年6月、装甲車で武装した暴力組織が住民から長期にわたりみかじめ料を取っていたことも明らかになった。

公安の息子の犯行という噂に栃木のリンチ殺人事件を思い出した。コキントウも大変だね。チ○コの出し入れができる忍者に育てられた隠し子とかいないのかな?とまあ冗談はさておき、誤解を恐れずに言えば、暴動が起きてるというのは、これは光じゃないかなと思う。
さて7月1日の朝日の朝刊『奔流中国21』は、みんな大好きなネット工作員の特集だ。それによるとこうだ。

広東省深せん市の政府機関に勤める30代の男性職員は毎日帰宅後、食事前に掲示板に書き込むことが「裏業務」となっている。
「歴史的な大雨だから被害の拡大は仕方ない」「大災害のときこそ市民が団結すべきだ
5月末から中国南部を襲った大雨で深せんでも洪水が発生。ネットで「政府の無策が被害を広げた」といった批判が相次いでいた。
彼らは「ネット民兵隊」「ネット評論員」などと呼ばれる。多くは党・政府職員や記者たち。書き込みの際は1一つのマイナス情報に対して最低三つ書く2同じユーザー名は使わず文体も変える3職場のパソコンは使わない、などと定められているという。男性職員は「ネットの意見は過激になりがち。我々は極端な思考と社会の不安定化を防いでいる」と話す。

なんでもこのネット評論員は、一般ユーザーから「5毛(1元の半分)」と呼ばれてるそうだ。「わずかな報酬で自説を曲げて書き込みをする連中」という意味らしい。まったく愚民どもはどうしようもないですな。こんな連中はよろしく善導しなければいけない。しかしこれなら僕にも出来そうだ。
雷電「ぬう・・これは・・・」
虎丸「知っているのか雷電!」
花大人「いや、そもそも男に呼び出されてのこのこ行くやつが悪い」
岡先生「大体親はどういうしつけをしているんだ」
こんな感じでどうだらう。

栃木リンチ殺人事件―警察はなぜ動かなかったのか

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