「サンデー毎日」12月9日号 保阪正康「昭和史の大河を往く」第87回

この回は「第7部 帝都を震撼させた二・二六事件(最終回)」
”先に処刑された香田大尉以下は天皇陛下万歳を叫んだが、約1年遅れで処刑された北、西田、村中、磯部は叫ばなかった。香田らが理解できなかったことを、1年の間に磯部らは理解できたからだ(適当な要約)”という論旨には首肯しかねる。申し訳ないが、保阪氏と磯部らの間に共通する理解があるとは思えない。別にどちらかが間違っているとか言いたいわけではないのであるが。