陸軍カレンダーを作ってみた

今年はどういうわけかカレンダーの集まりが悪く、自分の部屋の分が足りない状態になってしまいました。かといって金出して買う気にもならないし。ということで自分で作ってみました。下がスクリーンショット
























今回は舞暦 -Maica-というフリーソフトを使わせて貰いましたが、これはかなりの優れもの。印刷するときは同じく舞プリンを使用。予定欄に陸軍軍人の誕生日を入れてみました。何人かはスペースの関係で割愛させて貰いましたが、ご容赦を。欲しいという奇特な方は、まず上記の舞暦をインストールしてください。次にここからデータファイルを落として解凍し、Seal\Maica\Data\Files1の下に放り込んでください。データが上書きされると思います。DLKeywordは「cal」です。その後、舞暦を起動すればOKだと思います。

軍人を語る上で大事なのは陸士の期であって、年齢などあまり気にしたことなど無かった。ましてや誕生日などは、です。あの人とあの人は同じ日に生まれてた!とか結構あって、作ってて面白かったです。私のと同じ誕生日のこの人誰?とか思ったら、うちのサイトの下の方のサイト内検索を使ってみてください。経歴くらいは出てくるかも。まあ、ここで直接聞いてくださっても良いですが。私の場合は、えー、えー、殴る騎手は捕まりましたが(謎)



1月10日追記
文藝春秋の2月号に『散るぞ悲しき』の著者である梯久美子氏が「検証 栗林中将衝撃の最期」っつう記事を書いておられました。朝、新聞の下の広告欄を見て気になってたので、帰りに本屋で立ち読みしました。立ち読みなので細かいことは書きませんが、まず、例の降伏しようとして参謀に斬られたという異説について、この人が”知らなかった”と書いてるのには驚きましたw
ま、それはそれで良いとして、検証の中身ですが、肝心要の小田証言に余り触れずに、堀江参謀や小元副官の証言の食い違いやら何やらについて突っ込んでるあたり、率直に言って論点をずらして誤魔化そうとしてるようしかに思えませんでした。私自身相当バイアスがかかってるのは認めますが、この話の核は小田曹長の証言でしょう。堀江、小元両氏は硫黄島に居なかった上、それぞれの立場もあります。彼等の話が食い違ったりあやふやなのは、当たり前で、そんなところ、ぐちゃぐちゃ突っ込んだって大した意味は無いですよ。小田曹長が亡くなってるとしたら、せめて彼に電話で話を聞いている大野氏に取材くらいすべきでは?彼は生きておられますよ。最近も近衛秀麿の本を上梓されておられた。事情は一切知らない私の勝手な言い草なので、その辺はごめんなさいですけど。好きな人物であっても贔屓の引き倒しにせず検証する姿勢は素晴らしいですけど、掻痒感は拭えないですね。
以上この2ヶ月くらいはすっかり硫黄島三昧で楽しかったですが、これで通常業務(!?)に戻りますわ。

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