一から十まで愛してくれ!?

例のNHKスペシャルについては、次のブログが面白かった。一つエントリをリンクする。
NHK番組で抗議すべき唯一の問題点、パイワン族を国民党に強制された漢名で紹介する侮辱 - むじな@金沢よろず批評ブログ
この問題に限らずだけど、最近は、ほんのちょっとした批判すらも許容できない人をよく見る。これがネット上だけならまだ我慢もできるが、議員バッチつけた人の中にも増えてきてるんだから堪らない。前田日明が昔よく”コトナ”という言葉を使っていたが*1、まさにこれか。それにしても、この騒ぎに台湾のおじいさんが巻き込まれたら嫌だなと思っていたが、上記のブログやこちらのコメント欄を見る限り、それは杞憂に終わりそうだなと一安心。
もう一つネットの話題。リバプールの風になったのは山田恵一だが。
維新政党新風の声明に関する一考察 - 我が九条
上記エントリと、そこ経由の
日本は朝鮮半島に対して植民地支配をしてません(笑) - Transnational History
が面白かった。”知識人嫌い”と言いますか。これはネットウヨク的な人々の多くに共通する気質のように思います。一応上記エントリで引き合いに出されている人物は、最初は「自分は知識がある」という顔をしていますが、すぐに馬脚を現していますよね。”知識人嫌い”というのは、私も気分としては分からんでも無いんです。しかしやはりそこはグッと我慢して、知識には知識で対抗するのが筋でしょう。それを諦めたら、もうどこぞの国家社会主義政党じゃないですか。
満川の本を読んでから、渥美勝にはちょっと興味がある。そのうち何か読もう。内田良平については、近所の図書館に、彼の自伝の一部も収録した平凡社の『日本の自伝 11』があるようだ。西田の『戦雲を麾く』も一緒に収録されているので、近いうちに借りようと思う。

*1:自分もそうやろという突っ込みは無しよ