異星人

件の動画。
元詐欺師・逮捕歴有りの新風のオヤジが在日韓国人青年に喧嘩売る→ぶっ倒され泣き言(笑) - Transnational History
直接自分の日記に貼るのは汚らしくて嫌な気がしたので、id:dj19さんのエントリにリンクさせてもらう。
偶然だけど、私は先日、フライスラーのドキュメンタリを貼り付けたエントリを上げていた。ローラント・フライスラー、いわずと知れた民族法廷の裁判長。ショル兄妹ら多くの人を処刑台に送った「われわれのヴィシンスキー」。7月20日の事件も当然彼が裁いた。ナチスは当初裁判の模様を映画で公開するつもりだった。ところがあまりにも野卑なフライスラーの態度とでかすぎる声に、国家保安本部長官カルテンブルナーさえ「このどさまわりの三文役者は、無能な革命家や失敗した暗殺者までも殉教者にしてしまう。それもひとえにこいつの狂った裁判指揮のためだ」と怒り、ゲッベルスも「フライスラーの金切り声はプロパガンダに適さない。第三者にはむしろ嫌悪感をもよおさせる」と考え、結局映画はお蔵入りとなった。
さて今回の動画。正視に耐えないとはこれのことで、私も連続8秒以上は視聴に耐えない。確かに、ガードポジションで「あいたた、あいたた」と呻くおっさんに、なかなかお笑いの才能があることは認めざるを得ない。ただトータルで見たらやはり嫌悪感しか残らないし、これが自分たちの宣伝になると考えてうpした人間の思考は全く理解不能だ。どうやら日本語を喋るクリーチャーらしいが私には異邦人以上に思える。
しかしまあ、何より気になるのは、これに対する人々の反応で、これを是とする人間がどれくらいいるか。世の中にゃ必要悪という言葉もあるし、害虫を食べる害虫もいるが、この連中はどれだけ煎じ詰めても何の薬にもならんぞ。