ゴング格闘技12月号

ゴン格も格通魔裟斗のインタビューが取れていない。なんで?
格通は普段買わないんだけど、前田日明のコラム、飛行機事故で亡くなったパコージンに関する話が良い話だったので*1、ちょっと心動いた。でも家に帰ってゴン格開いたら、ちゃんと前田のインタビューが載っていて、パコージンのことが語られてた。考えてみたら当然だわな。
ゴン格は今月も柔道関連の記事が充実してた。でもいちばんよかったのは、三崎と石田の対談。それにしても送り襟締めをブラジリアン柔術でヤマシタチョークと呼んでるというのは、本当だろうか。キムラロックと違って、検索しても全然引っかからないけど。

松原隆一郎

−−−世界団体戦の試合についてひと言触れると、ブラジルのカントが日本の寝業師・加藤博剛を十字で破った試合が一番面白かったですね。
「今回一番の衝撃ですね。加藤は日本国内では最高の寝業師と言われているのですけど、柔道ルールの中でブラジリアン柔術が柔道を完封してのけたという試合でした。あれだけ寝技をやっている国士舘ですら、柔道ルールの中で他競技の寝技に対して無防備だというのがハッキリした。石井は突っ立ってニヤニヤして見ていたけど、石井は分っていたと思うんですね。彼はそうなることを読んで、ブラジリアン柔術を学びに行ったわけですから」

この試合については、高瀬選手も触れていたけど、見てないからよく分らん。

山口香

「ただ、さきに体重別の視聴率について言いましたけども、何が面白くないって、まず日本人同士の試合が面白くないんですよ。”日本は一本を取る柔道”とか言っても、まったく面白くないんですよね」
−−−体重別でも石井vs棟田戦とか、緊迫感はありましたけど・・・・
「それは試合のバックグラウンドを知っていたら引き込まれる部分があるでしょうけれど、同じことをまったく別人がやっていたら面白くないと思いますよ。石井は掛け逃げするわ、組まないわで、谷だって猫が喧嘩してるみたいな試合をするわで。」

山口先生は、北京五輪を前に、女子48キロの選手選考について、CASに訴えようとしていたそうだ。

*1:ヴォルク・ハンアフガニスタンに降下したことがあるとか、カレリン戦の話とか