写真が語る戦争

via「捏造写真」と捏造されてきた写真に新証拠 - Apeman’s diary

「近接した時間に同じ場面を別々の角度から撮影したと言え、一方を『複数の写真の合成』とする主張は成り立たなくなった」、としている。写真を提供した男性も写真が撮影された事情などは聞いておらず、秦氏は「中国側が演技している場面を複数の角度からとった写真だという可能性までは、排除できない」としつつ、「この時期の日本軍は内陸部へ退却する国民党軍を追撃する立場で、国民党側がこれだけの数の日本軍の軍服や帽子を入手するの極めて困難だろう」と、その可能性の蓋然性は極めて低いことを指摘している。

秦教授は他に「穴の中の人物がなぜ抵抗しないのかなど、不自然な点も指摘できる」とも語っておられるが、余り抵抗せず虐殺される(た)人々というのも、ままいたようだ。例えばオーシャン島の島民虐殺に関わった人の次のような述懐がある。

「私の班にも五人が渡されました。みな屈強な若者なので、暴れだしたら手に余るぞと思いましたが、彼らはふしぎなほどおとなしく、目かくしをする時も黙って地に膝をつきました」
(角田房子『責任ラバウルの将軍今村均』新潮社)

で、話はカチンに戻るのだけれども、誰かなんとかして。見たいんや!
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/motion/newsletters/inCamera/jan2008/katyn.shtml