映画

今月は最後まで酷い月だった。不注意にひいた夏風邪をこじらせ、気管支炎になってしまった。夜になると激しく咳が出て、寝ることすらままならない。喘息の人のつらさがちょっとわかったな。

トム・クルーズシュタウフェンベルクを演じる「Valkyrie」という映画が現在撮影されている。この前、そのトム・クルーズドイツ国内での撮影を認めるかどうかで一悶着あったようだが、結局どうなったんだろう。しかし彼がカルト信者かどうかは置いておいても、アメリカ人がドイツ国防軍将校をやるというのは、日本人から見ても変な気分がする。
ところでベックやヴィッツレーベンやスパイデルやカナリスは誰が演じるんだろう?ちょっと検索してみたけどよくわからん。出てこないということは無いだろうね?ちなみにトレスコウはケネス・ブラナーがやるらしい。

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8月1日追記
フェルギーベル大将はEddie Izzardという人がやるらしい。
シュタウフェンベルクはパニくったフロムに銃殺されるわけだけど、それは幸運なことだったのかも知れないね。裁判にかけられたヴィッツレーベンたちは、ピアノ線で吊り上げるという滅茶苦茶残忍なやり方で処刑されたのだから。

もう一つ映画について。迂遠なことに、今日はじめて知ったのだけども、岡田資中将を主人公にした映画が撮られているとのことだ。「明日への遺言」というタイトルで、藤田まことが岡田将軍を演じる。岡田将軍といえば、罪を一身に背負って”法戦”を戦い、巣鴨で一番立派な人物だと笹川良一に言わしめた人であり、一方熱心な法華信者で、処刑される直前まで、勧誘活動に精を出していたという。遺著の『毒箭』を読んでも相当強烈な人物である。T條とかは全然思い入れが無いので、どうでも良かったが、岡田将軍は好きな将軍の一人なので、嬉しさよりも不安が先に立ちます。