李登輝さんのこと

李登輝前総統が来日された。回を重ねるごとに騒ぎは小さくなっているように思う。まあ、中共が因縁を付けて来るのはまだ分かるが、嬉々としてそのお先棒を担ぐ御注進メディアには呆れる。ターザン山本もびっくりのマッチポンプっぷりだ。ネオコンの先棒を担いでイラク戦争の旗を振った連中と並び、醜悪としか言いようがない。
ところで、李登輝さんの軍歴についてはわからんことが多い。Wikiには千葉の高射砲隊に居たと書いてある。私自身は、名古屋に居たというのを本で読んだ記憶がある。そのとき第10軍に居たと書いてあったが、これはご本人の思い違いか、編者のミスだろう。この当時日本には第10軍という部隊はない。恐らく、これはあまり私も自信がないが、所属していた中部軍が第10部隊という秘匿名を使ってたのではないか。若しくは台湾に司令部を置く第10方面軍とごっちゃにしたのか。
まあとにかく李登輝さんには長生きしていただき、何度でも日本を訪れていただきたい。私は中国本土の分裂を夢見る程馬鹿ではないが、台湾に関しては完全な別の国だろう。少なくとも中共による一党独裁が続く間、統一はない、ない。




ところで話は全然変わるが、最近買った本とCDについて。


最近はやりのキーワード「インテリジェンス」。著者は若手の防衛研究所戦史部教官の小谷賢氏。日本軍の諜報能力は言われているほど悪くないよ、それを全然いかせなかった作戦部が駄目なんだよ、という戦後情報系の元将校たちが主張してきたことに沿った内容。しかしセクショナリズム、今でも全然改善されてないだろ。

買う本(古書込み)の冊数と買うCDの枚数がすっかり逆転してもう何年になるか。最近買ったのはマニックスの新譜とNINの新譜。感受性は20世紀に置いてきました。Your Love Alone Is Not Enough が妙に心に沁みる。21世紀版Little Baby Nothing だね(超適当)。次はの楽しみはVelvet Revolver の新譜。これは21世紀のバンドだぞ(中の人はおもっくそ20世紀だけど)。